生産者としてのこだわり

スマイルオーキッド 代表

胡蝶蘭というのは本当に特別なお花。
「ちょっとした幸せ」を思い浮かべて、
日々育てています。

スマイルオーキッド代表 小西 浩年

スマイルオーキッド=“花を愛でて、心にほほ笑みを”

私たちは約25年もの間、京都のこの地にて胡蝶蘭の生産工房を営んでいます。工房名である「スマイルオーキッド」とは”お客様に花を愛でていただいて、心にほほ笑みを持っていただきたい”という我々の願いが込められています。
胡蝶蘭を贈ろうとする方には、相手を想いやる気持ちや、ちょっとした心のゆとりが必要だと思います。また、贈られた方は「幸福が飛んでくる」という花言葉通り、ちょっとした幸せを感じることでしょう。
人と人とのつながりのなかで、胡蝶蘭がちょっとした役目を果たしている、と想像しながら日々育てる喜びを感じています。
 

胡蝶蘭は特別なお花、だから妥協はできない。

培養し、苗から丁寧に育て、綺麗に咲くまで約5年の歳月がかかります。ある程度成長した苗や成株を輸入し、開花させる工程のみをおこなうことも可能ですが、当工房ではゼロから育てることにこだわりを持っています。
元来、熱帯性植物である胡蝶蘭は徹底した温度・日光の管理が品質に大きく影響します。凛と立った茎、厚みのある花びら、贈られたあとも花持ちが良い、と感じて頂ける品質を求めると、例え5年の歳月がかかったとしても最初から成長をコントロール出来る育成法が望ましい、という答えに行き着きました。
特別な瞬間を彩る花、胡蝶蘭。だからこそ妥協は出来ない。
生産者としてそんな気持ちを大切に日々取り組んでいます。

胡蝶蘭は「特別な花」であると同時に、
実はもっと身近な存在であって欲しい

当工房は、地元の方々がふらっと立ち寄って頂ける直売店でもあることが強みです。意外に思われるかもしれませんが、”ご自宅用”として胡蝶蘭を選ぶ方が結構おられます。
鉢植えのままリビングなどに飾られている姿を想像すると嬉しくなります。お祝いとして豪華に仕立てる事もあれば、普段使いに選ばれることも有る。そういう意味でも胡蝶蘭は「特別な花」だと改めて思います。
皆さんにとって、胡蝶蘭をもっと身近な存在に、という想いを実は持ち続けています。

胡蝶蘭ができるまで